お知らせ

2025.10.20

大阪・関西万博 ”明日を変える知財のチカラ” 出展しました パート3!!

2025.10.7
大阪•関西万博
出展記録

毎度おおきに!

今回は大阪タオル工業組合として関西万博に出展しました。
期間は10.2(木)-10.10(金)
竹利タオルの担当は10.7(火)
事業目的は「明日を変える知財のチカラ」
知的財産権に関するコトで、知財が「世の中を良くしたいという想いのある人に」にとって、「社会課題を解決するために使えるツール」であることを、当該事業を通じて広く知っていただくことを目的として行われました。

大阪タオル工業組合は、
2007年 ”泉州タオル”地域団体商標登録
2021年 キャッチコピー「水とともに生きる」を加えて商標登録しました。

地域団体商標制度とは、地域の特産品について、「地域ブランド」の保護による地域経済の活性化を目的として2006年に導入されました。
地域の名称+商品(サービス)の普通名称
地域に根ざした団体の出願であること
“泉州タオル”とは大阪タオル工業組合に加入している組合員が使用できる特別なものなのです。
会場で質問されたのが、「泉州タオルって会社やと思っていました⁉︎」です。違うんです!泉州地域でタオルに関するお仕事をしていて、組合に加入すると使用できる権利が与えられるんです。何でもかんでも使用できるわけではなく、使用するには泉州タオル産地で生産されたタオルや、外観、吸水性試験など品質•検査基準をクリアしないといけません。
さらに2021年にキャッチコピー「水とともに生きる」を追加しました。
これまたご質問が多くあったのが「なぜ水なんですか?」です。アンサーは、タオルを織るには綿糸に強度を持たせ滑りを良くしないとないとうまく織れないので、糊やロウをつけて製織します。しかしこのままだと糊やロウ、油脂などで水を弾いてしまいます。そこで、大量の水を使用して余分な不純物を洗い流す工程があります。晒し(さらし)です。泉州地域ではタオルになった状態で晒すので”あと晒し”と言われています。タオル作りには水で洗う工程が欠かせせないのです!この工程をいかに丁寧にするかで吸水性や仕上りがが変わってきます。最後の工程で晒すので、おろしたてから吸水性もよく清潔なのです。
さらに使用した水は自然環境に配慮し、バクテリアなど天然の力を利用し綺麗な水にして自然に返しています。
水とタオルは一心同体
と言うことで、「水とともに生きる」なんです!

語りたいことが多すぎて説明だけで長々となってきましたね。
当日は知財に興味のあるお客様が多く、終日説明に追われました。上記のご質問のほか、「泉州タオル知ってるよ!」「使ってるよ」「今治タオルとは何が違うの?」「産地の危機なん?」「頑張ってね!」などなどなど‼️‼️‼️
直接お客様とコミニュケーションがとれて非常に有意義な1日でした。少しは泉州タオルの知名度アップに貢献できたかな😊

社員食堂のエビフライカレーは最高に美味しかったです😋

この万博には3回お仕事で参加しましたが、どれもどれもやり甲斐があり、いい経験になりました!
もう万博が終わり寂しいですが、次の舞台に向けて励みたいです。
やっぱり思いますね、
「挑戦して良かったんとちゃう‼️」


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